新企画です!

テーマ
日常の出来事

Ichikawa

みなさん、こんにちは。
今回は今まで研修のことをメインで書いていたこのブログに、
新しいテーマを追加しまして、「車いす使用者の日常の出来事」を赤裸々に書いていこう!、
という企画の第1弾として投稿してみたいと思います。

さっそく第1弾の内容として、先日新宿オフィスまでの往復で起きた“珍事”を書いていきます。


先週水曜日、夕方から翌日の重度訪問介護従業者養成研修統合課程の打ち合わせで蒲田~新宿に向かいました。
この時間帯は重度訪問介護のサービスを利用していない(介助者不在の)時間帯でした。
ここで最初のハプニング!
16時ぐらいに電車に乗り、17時前に新宿に到着を目指していたのですが、
JR京浜東北線蒲田~品川間、JR山手線品川~新宿間の両方で、
体調崩した方と駅ホームで緊急停止ボタンが押されて電車が一時停止!
まぁ、このようなトラブルは安全上致し方ない部分でもあるので、日常茶飯事といったところ。
結局、新宿に到着したのが17時半過ぎでした。(>_<)

ここで車いす使用者が公共交通機関(電車)を利用する場合の基礎知識!
車いす使用者が電車に乗車する際、「電車とホームの隙間と段差」を解消するために、
駅の係員(駅員または駅によっては駅警備員)がスロープを掛けてくれます。

1.改札窓口で駅員に降車駅を伝える(経由駅がある場合、それも伝える)。
2.改札を通過したら、改札内で電車に乗車するまで案内してくれる係員が来るまで待機する。
3.ホームに到着後、前述の係員が降車駅に連絡し、どの時間帯のどの車両に乗車をするか相談する。
4.降車駅の利用状況等も踏まえ、対応できる車両が手配され、電車に乗車できる。

というような繁雑な手順が必要なわけで、健常者のように、
改札を交通系電子マネーでスルーし、駅のホームに着いたら、到着した電車に乗れる、
事はほぼ(一部可能な路線もあるが)不可能なのです。
ですので、電車遅延(10分)+経由駅(降車駅に連絡等10分)=これだけでも20分のロスになってしまいます。
車いす使用者が電車移動する場合、時刻表より30分ぐらい早めに行動しないと間に合わないケースが多いです。


話を戻して、新宿オフィスで打ち合わせ後、介助者と自宅周辺での待ち合わせもあったので、
急いで帰宅していた途中、新宿駅の東口の喫煙所に立ち寄り(私は喫煙者です)、
一服し終わって(知らない人に声を掛け、鞄からたばこを取り出してもらい、ライターで着火してもらう)、
喫煙所から出ようとしたら、50代の男性(アルコール入ってる)が道を開けるよう、周りの人に声を掛け、
出口まで誘導してくれました。
ここまでは普通に起こり得る出来事なのですが、このあと驚異の展開が待っていました(笑)。

その男性は知り合いと待ち合わせしていたそうなのですが、時間になっても待ち人現れず…。
外出中は携帯電話は持ち歩かない主義だそうで、家に戻らないと連絡できない模様。

ここからは時間を持て余したその男性とのやりとりを紹介。

男性「お前、このあと時間あるのか?」
私「今から家に帰るので、電車に乗るんですが」
男性「俺と一緒に遊びに行かないか?」
私「いや、今日はお金も持ち合わせてないし、車いす使用で入れるお店も少ないから帰りますよ」
男性「俺、新宿の〇〇町に住んでいるんだけど、お前〇〇町知ってるか?」
私「新宿よく来てるけど、〇〇町はわからないですね」
男性「お前、バカか!死ね!」

と、普通に罵声を上げてきました。
なかなか私のような車いす使用の身体障がい者に罵声を上げてくる人はほとんど皆無でした。
よし、なんかおもしろいからちょっと付き合ってみようか、と思い、

私「じゃあ、これからどこ行くの?」
男性「大丈夫だよ、俺に付いてくればいいんだよ!、俺は全部わかってるんだよ」

と、男性の後を付いて行って、到着した場所は、
なんと、

新宿ゴールデン街」(笑)

その男性は私に2杯ビールを奢ってくれて、飲む時や喫煙する時も介助してくれるという、
なんとも不思議な男性でした。

なかなか障がい者に絡んでくる人ってそう居ないのですが、こうやって普通に話しかけてきてくれて、
健常者と同じように接してきてくれる感じ、

“まさにこれが障がい者に対して分け隔てのないバリアフリーなんじゃないかなぁ…”

そう思えるひとときでした。


みっれ
市川